ストーカーの心理

ストーカーは、非常に大きな犯罪です。加害者本人の感覚異常に、被害者は苦しみ、精神的苦痛を味わいます。単なるつきまとい行為から発展し、被害者の精神状態によっては、自ら命を絶つという最悪の結果も引き起こしかねないストーカー行為は、許すべきものでは決してありません。

ストーカーの心理(つづき)

しかし、ストーカー心理を詳しく見ていくうちに、多少加害者をかばうような表現がされる場合もあると思います。

もちろん全ての場合においてではありませんが、加害者自身が心に重大な問題を抱えている場合がとても多いです。病気の症状の一種だとも言えるでしょう。

様々な要因を挙げていくうちに、加害者の悲痛な叫びが聞こえてくるのも事実で、その中には、簡単に「ストーカー行為は極悪非道な犯罪だ!」と言い切れない部分もあります。

だからと言って、自分の欲求で他人を苦しめて良いということは決してありません。ストーカーは病気なのだから、許してあげて欲しいということでもありません。

ただ、ストーカー加害者が、何故尋常ではない行為に走るのかと原因を探ってみると、単純に「自己中心的」などという言葉で片付けられないの事もあります。彼らは生まれた時からストーカー気質であったわけではないでしょう。

被害者にも責任があるとか、ストーカー自体を正当化するわけでは決してなく、ストーカー加害者はどこで道を踏み外してしまったのか、冷静に考えてみるという事も時には必要かもしれません。

ストーカーの心の闇

なぜ、「好意」から「ストーカー行為」に発展してしまうのでしょうか。

一般的で健全な愛情には、「好きな人には、幸せであって欲しい」「好きな人が喜ぶ顔が見たい」というように、思いやる心が自然と芽生えます。それなのに、ストーカーは全く正反対です。

ストーカー行為にあてはまる全てのことが、自分と相手をどんどん遠ざけ、関わりを持てなくなる結果に繋がっています。それに気付かないのが、ストーカー加害者なのです。

夜

好きな人に振り向いてもらえないという行き場のない欲求、まだ想いを寄せているのに別れなければならない不満。普通の愛情表現で満たされなかった欲求を、自分自身で解決したり、処理することができなくなっているのです。

欲求の暴走が止まらないと、相手の感じていること、また相手の自分への気持ちも全く興味がなくなります。

「自分はあなたのことが好きだ」という、ただそれだけの感情が自立するため、相手の心の中に入り込めればそれで満足してしまうのです。

たとえ相手に嫌われようと、常識ではあり得ない行為に走ろうとも、意中の相手の心から自分の存在がなくならなければ良いという状態です。

簡単にストーカー行為の心理を説明しましたが、歪んだ愛情を持ってしまうには必ず原因があるはずです。ただの「わがまま」で片付けて良いかと言えば、そうではないのです。

彼らの異常行動は、非日常的です。正常な精神状態でないとすれば、何らかの精神疾患やトラウマを抱えている可能性は充分にあります。愛情の反対は「無関心」とよく言いますね。彼らは、自分のことを見て欲しいのです。

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